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引きこもりが社会参画するまで

なんでもひとりでできるもん

高校中退?いいえ、通信制高校に編入して卒業した話。

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無料の写真: 学校, ボード, 空, スレート, 黒板, チョーク, 筆記板 - Pixabayの無料画像 - 916678

 

 

こんにちは、北海道でも桜の蕾が膨らんできました。

道南のほうでは開花したようで、東側にも早く開花の波が来ないか楽しみでソワソワします。

 

私は全日制高校から、高校3年のときに通信制高校に編入して、人生ずっこけたazabiです。

もし、今、通信制高校に入学を考えていたり、なんらかの理由で編入を考えているならこれを読んで考え直してほしい。読んでも気持ちが変わらないのなら、もう思い切って通信制高校に行ってください。

 

そもそも「通信制高校」って?

 高等学校通信教育(こうとうがっこうつうしんきょういく、: correspondence education of upper secondary school)とは、現在において「高等学校」または「中等教育学校後期課程」の、「通信制課程」で行なわれる後期中等教育のことである。

 ようするに、自宅学習でレポート提出、スクーリング授業の出席するだけ、定期テストを受ければ毎日学校に行かなくてもOKというやつです。

それでいて、しっかり高校卒業したことになります。

 

不登校や家庭の事情で働きながら高校に通いたい、高校受験に失敗した、人間関係に致命的な悩みがあるひとなど通信制高校に通う生徒にはさまざまなひとたちがいます。

もちろん、身体的障害や精神疾患もあるひとたちもいます。

ようするに、全日制高校ではうまくやっていけないひとたちや在籍し続けるのが困難なひとたちが通う高校です。

 

頭の良し悪しも関係ないので簡単に入学・編入することができちゃうんです。

 

 

いざ、編入してみたら…。

高校2年の半ば、私は突然うつ状態になり、学校にいても上の空、自分がなにしているのかわからなくなり不登校になりました。

クラス内での担任いじめや良いとはいえない人間関係が原因だったんだと思います。(今考えたら打たれ弱すぎるなぁ、と思うことばかりです)

成績はがた落ち、提出物もろくに出さなくなった私は、当時の担任に通信制高校への編入を勧められました。

 

両親や祖父母、親戚中の反対を押し切って編入した通信制高校は最高に楽ちんでした。

 

毎日学校に行かなくてもOK、最低でも週に1回登校すればよかったから。

最悪、週に1回行かなくてもなんのお咎めもなし。

学校に行けば、対面授業ではなく自分のペースで課題をやっていくだけ。課題じゃなくても、受験勉強をしていても、スクーリング単位になるのです。

 

友達がいなくて浮くだとか、恥ずかしいだとか、そんなのもなくて、みんなひたすら1人で自学自習。

なかには友達がいないと死んじゃうんじゃないかってひともいました。

 

たまにある課外授業も参加自由。

 

学校に行かない日はバイトでもしてればいいんです。

私も実際、週1で学校、あとはバイトの日々を送っていました。それしかやっていなかったのでただの時間の無駄でしたが。

 

 

勉強は自分のやる気次第

通信制高校の勉強は驚くほど簡単です。

カリキュラム内容が中学生レベルなんです。

18歳で分数の計算ができないとかザラにいました。

だから、もしセンター試験を受ける、難関校に行きたいなら予備校は必須だと感じました。

定期テストも勉強しなくても満点とれるような難易度です。

 

ただ、私立高校は概ね難しいレベルはないですが、公立の場合(定時制、夜間)難しいところもあるようです。

 

通信制高校卒業後の進路はある?

通信制高校を一時的な逃げ場所とするのは全然ありです。というか、正しい(?)使い方です。

いじめから抜け出すことができない、人間関係を上手く築くことができない、今の状態じゃ問題解決ができないなら、我慢しないで早く逃げましょう。

我慢は美徳じゃないです。

 

ただ、通信制高校を卒業してからその先のビジョンがないなら厳しい。

通信制高校にくる求人はいい条件のものがあるのはなかなかないですし、自力で就職活動をしようとしても、通信制高校出身となればそれだけで就職は難しいです。

私のいた通信制高校も就職はかなり弱かったです。

進学するひとがほとんどです。

 

卒業したらやりたいことが決まっている、通信制高校にいなきゃできないやりたいことがないのなら、先は見えないんですよ。

 

かくいう私も、医療系の専門学校に合格したので、両親に顔向けできました。

が、学校側が手厚く進学の援助をしてくれたわけではないです。

もちろん話はちゃんと聞いてくれましたが、カウンセリング的な意味合いで、です。

 

例えば私の場合ですが、

  1. 行きたい大学、専門学校を探す

  2.  

    自分で資料請求する

  3.  

    資料をもとに募集要項の確認・願書提出日を調べて願書を送る

  4. 受験する

     

  5. 結果が出たら先生に報告

でした。

 

学校がしてくれるのは学校推薦の書類を書いてくれたり、必要書類のチェックとかです。

就職を決めていた生徒も自分でハロワや求人広告から探したり、バイト先で卒業後に正社員にしてもらっていました。

逆に何に挑戦してもいいということですが、結果が伴うかは別問題です。

 

通信制高校を卒業して2年経ちました

通信制高校を卒業して2年、今なにをしているのかというと、フリーターです。

一体なんのために通信制高校に逃げたのか、というオチです。

通信制高校を卒業して、医療系専門学校に入学した私ですが思っていた理想とは違うことや、リサーチが悪かったことで新設校ゆえの実績のなさに不安を感じ、中退しました。

地元に戻ったらすぐに就職して、進学にかかった費用全部少しずつだけど返そうと考えていましたが、田舎には選べるほどの仕事はありません。それに、最終学歴は通信制高校卒業、職歴なし、スキルなし、就職できませんでした。

 

いくらか就職活動をして感じたのは、

通信制高校は高校卒業に値しないという風潮がある、ということ。

通信制高校の存在も知らない大人が多くいるという事実。

やっぱり、ドロップアウトからの通信制高校って印象がかなり悪い。

 

ただ、今の状態は今までやりたくてもできなかったことができるんです。人間、落ちるところまで落ちると逆に吹っ切れるんです。

 

通信制高校に興味を持ったひとは、本当にやりたいことがあるだとか、通信制高校卒業でもそれを跳ね返すことができるスキルがないのなら思い踏みとどまったほうが賢明なのかもしれない。